![]()

・独自の”コク”と”旨み”を再現した幻の黒糖。
シートーヤーとは、宮古島の方言で”製糖工場”の意。
小さい頃、大切に大切に食べた黒糖の味は、今でも心に残っています。
『今では幻となったあの本物の風味を、日本中に発信したい』
そんな思いから、私は幻の黒糖創りに挑戦してまいりました。
どうぞ手にとってその味をお試しください。
甘いだけではありません。独自の”香りとコク”が口の中に広がります。
昔は、この”香りとコク”こそが沖縄の黒糖のあたりまえだったのです。
しかし、台風の多い宮古島では、サトウキビも風に強く丈夫な品種への改良に主眼が置かれ、
その品種は移り変わっていきました。
私は研究を重ね、幻とも言えるサトウキビの生産を復活、その特徴を損なわぬように昔ながら
の製法を再現、”極める”ことにこだわってまいりました。
それが、シートーヤーの『極糖』です。
・幻のサトウキビ『POJ2725号』通称25号糖。

幻の25号糖。
私の挑戦は、ほとんど生産されていないこのサトウキビを、知り合い
に頼みこんで入手、試験的に作ってみることから始まりました。
作ってみて驚いたのは、普通のサトウキビと比べ、配合する石灰の量が
少なくても十分に固まるということです。
石灰は、黒糖が固まる為に不可欠なのですが、同時に苦味となって現れ
てしまいます。『極糖』が、苦味が少なく香り高いと言われる理由は、この
石灰の量が少ないからなのです。
また、良質のサトウキビは、アクや搾りかすが比較的少ないとも言われ
ています。このアクは、黒糖をコーヒーなどに溶かした際に沈殿する
場合があるのですが、25号糖の場合はこれがほとんどありません。
そのような結果から、本物の味を極める為には、25号糖でなければなら
ないと確信したのです。
栽培に手間がかかるのは、確かです。しかし、最初に手に入れた3本の苗が、今は黒糖を生産
できるまでに広がった喜びは言葉にできません。
私が、この幻の25号糖に寄せる信頼は、しっかりと太くたくましいその姿にも現れています。
・昔ながらの”釜だき製法”を復活。

どのようにしたら、この幻のサトウキビの魅力を生かすことができるか。
私が次にこだわったのはこの問題です。
現在は、大きな釜の構造を熟知し、作ることのできる職人は居ません。
幼い頃に見た釜の記憶をたどり、また、沖縄本島の釜を訪ね歩き、試行錯誤
を繰り返して釜を作り直した回数は、実に20回を超えました。
それだけではありません。当然、釜に設置される鍋なども生産されておらず、
全てが一からのスタートでした。
問題は山積でしたが、本当の昔の味にこだわったからこそ、伝統の釜焚き
製法を選びました。
・一週間に2百キロ。

温度調整に神経をとがらせ、「美味しいもの」をイメージしながら
大切に作る『極糖』の製造は1月から5月までの期間、
一週間に2百キロのみ。
上野にある小さな工場には、評判を聞いて直接来られるお客様も
いらっしゃいます。
自分達がやってきたことが間違っていなかったと感じられる瞬間を
心に刻み、日々『極糖』創りを続けています。
・商品のご紹介
食べやすい固形タイプと、お飲み物、お料理に便利な粉末タイプがございます。

![]()
・昔ながらの製法で本当の味を。
収穫したばかりの
サトウキビを洗浄し、
圧搾機で糖液を搾
り取ります。
110度の二番釜に
移し、徐々に水分を
蒸発させゆっくりと
煮詰めていきます。
この炊き上がりの
瞬間の見極めが
難しいのです。
丁寧にかき混ぜ
ながら温度を下げて
ゆきます。
アメ色の艶が出ます。
小さく分割して完成。
一番釜で沸騰させ
ます。
石灰を加えて丹念
にアク抜きをします。
130度の三番釜で
最後の濃縮を行い
ます。
こうばしい芳香が
立上ります。
平らなトレイで常温
まで十分に冷まし
ます。
固形になります。

![]()
・上品で薫り高い、極糖の魅力を100%引き出す、小林光栄さんオリジナル・メニューをご紹介します。

小林光栄
ホテル日航那覇グランドキャッスル料理長/松本料理学院講師
■材料/15杯分
・極糖(40g)・醸造酢(100cc)・ミネラルウォーター(700cc)
・レモングラス(1/2枚)・ミント(1/2枚)・クローブ(2個)
■作り方
1.砕いた極糖、醸造酢、ミネラルウォーターをボールにいれて溶かします。
2.容器に移し、レモングラス、ミント、クローブを加え、一晩寝かせた後に
漉して出来上がり。 よく冷やしてお召し上がりください。
■材料/8人分
<極糖シロップ/・極糖(75g)・レモンスライス(4枚)・白ワイン(250cc)
・水(250cc)>
・完熟パイン(1/2個)・乾燥プラム(16個)・ミントの葉(適量)
・シナモンスティック(1/4本)・バニラスティック(1/2本)
■作り方
1.レモン以外の<<極糖シロップ>>の材料を鍋にいれ、沸かします。
2.1/4に割って、芯と皮を取り除いたパインとプラムを加え、弱火で20分
煮込み、最後にレモンを加えます。
3.シロップに漬けたまま冷まし、そのまま一晩寝かせます。
4.パインは厚切り、プラムはそのままで器に盛り、シナモン、バニラの細切
ミントの葉を飾って出来上がり。 パインは水分を取り、極糖の粉末を振
ってオーブントースターで焼き上げるとさらにおいしく仕上がります。
■材料/8人分
小麦粉(90g)・卵(2個)・極糖粉末(40g+15g+60g)・牛乳(250cc)
・こがしバター(20g)・ヨーグルト(80cc)
<フルーツカクテル/・林檎(1/4個)・柿(1/2個)・巨峰(8粒)
・みかん(1個)・イチゴ(8個)・グレープフルーツ(1/2個)・キウイ(1個)>
■作り方
1.ボウルで小麦粉と卵をよく練り合わせ、粉末タイプの極糖40g、牛乳
の順にあわせ、漉してからバターを加え、1時間休ませます。
2.フルーツは皮と種を取り除き、大き目の角切りに。これに極糖15gを振り
十分になじませた後、水分を取りヨーグルトと合わせます。
3.24cm以上のフライパンで1.の生地を焼き、2を包みます。
4.皿の中央に盛り、極糖60gを網で漉しながら全体にふりかけ、オーブン
トースタで香ばしく焼き上げて出来上がり。
![]()